桜通信

2014年3月27日 / 雨 最高気温:12 °C 最低気温:11 °C

枝垂れ桜(正門) 中山馬主協会60周年記念植樹

枝垂れ桜は、その名の通り花弁が地面に垂れさがるように咲き乱れ、その一景には大変趣があります。
枝垂れ桜の花言葉は「優美」。

一般的な桜と違い、巨木から枝をしならせて滝のように咲く妖艶な姿に見惚れてしまうのも分かりますね。

枝垂れ桜の名所として山梨県身延町にある身延山久遠寺には、全国枝垂れ桜10選の一つに数えられる樹齢400年の枝垂れ桜があります。
他にも京都の醍醐寺や平安神宮、都内では小石川後楽園や六義園などが有名ですね。

当協会の創立60周年を記念して植樹された競馬場の枝垂れ桜は年々成長し、順調につぼみの数を増やしています。
開花を見られるのはまだ先のようですが、今から楽しみです。

染井吉野(正門前)

連日温暖な気候が続き、すっかり春を感じさせる季節になりましたね。
全国区各地でお花見シーズン到来の情報が聞かれます。

今では全国的に有名な桜となった染井吉野ですが、日本領土において沖縄と北海道(道南を除く)では育たないそうです。

この染井吉野ですが、江戸時代末期に染井村の植木屋が苗木を売り歩いたのが始めとされています。奈良県の吉野地方とは全く関連性がないのだそうです。

染井吉野は花が先に咲き、後から葉がつくため、見栄えが良く、江戸時代に広く庶民に広まったお花見にはうってつけだったわけです。

今週の中山競馬場の染井吉野はようやく開花し始めたばかりですので、満開の桜が楽しめるのは来週以降となるでしょう。

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