桜通信

2014年3月6日 / 晴れ 最高気温:10 °C 最低気温:3 °C

河津桜(正門) 中山馬主協会50周年記念植樹

今週の河津桜は三分咲きくらいでしょうか。
気温も徐々に上昇し、桜のつぼみも花開き始めました。

3月上旬に見ごろを迎え、一足早く春の風物詩を楽しませてくれる河津桜。本日はその由来についてクローズアップしましょう。

河津桜の基となった原木は、静岡県賀茂郡河津町の飯田家にあるそうです。
昭和30年(1955年)頃に当時この家の主であった飯田勝美氏が河津川沿いで芽吹いていた桜の若木を持ち帰り、庭先に植えたことが始まりだったそうです。

その後キレイな花を咲かせるまでに成長した若木は、当時の飯田家の屋号から小峰桜と呼ばれ、親しまれていました。
品種調査の結果、新種の桜であることが判明し、河津で生まれた桜であることから河津桜と命名されたのです。

飯田勝美氏が川沿いから若木を持ち帰らなければ、新種と分からずに別の場所で発見され、まったく違う名前になっていたかもしれませんね。

来週末には気温が上がる予想ですので、一気に開花しそうです。

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