桜通信

2012年3月7日 / 曇り 最高気温:13.0 °C 最低気温:10.0 °C

河津桜(正門) 中山馬主協会50周年記念植樹

春の中山競馬場といえば、スタンド向上面一杯に広がる400本余りの「染井吉野」が見物ですね。
桜並木が風に揺れ、桜吹雪が舞う馬場で、サラブレッド達が疾走する姿を想像してください。まさに、この時期だけのプレミアムではないでしょうか。

今年はラニーニャ現象の影響で厳冬となり、厳しい寒さが続きました。
昨年と比べると開花が遅れていますが、桜が開花する為には、気温が暖かくなるだけではダメなのです。

花芽が休眠状態から覚める為には一定の寒さが必要で、寒さにさらされることにより、開花の準備を始めるそうです。
なので一年を通して四季のある日本だからこそ、美しく咲くことができるのです。

厳しい寒さを乗り越えた今年の桜は、一層力強く華やかに咲き、競馬場を彩ってくれることでしょう。

今日現在では、河津桜が大きな蕾を見せ開花間近といったところです。
丁度、今週の中山競馬場では咲き始めの河津桜を見ることができ、春の訪れを感じる事ができるでしょう。

枝垂れ桜(正門) 中山馬主協会60周年記念植樹


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