当協会会員が初勝利を収めた瞬間の喜びと感動をこのコーナーでお伝えしております。

2025年2月2日 1回小倉4日目 3歳未勝利(ダート1700m)
ローズマイスター号で初勝利
宮田 会員
私は一頭の繁殖牝馬を持って馬主をスタートしました。

『自家生産馬(預託繁殖)で勝つ!』馬主としての目標を最初からそう決めていました。

新規馬主ではまず選ばない道だと思います。昔から「繁殖持ちは三丁目」と例えられるほど非常に難しいものですが、私はそれを承知の上で競馬に心底魅了されていました。しかし、その難しさの反面で仔馬が生まれた瞬間から唯一無二の物語を楽しむこともできます。同時に競馬の奥深さを改めて実感し、馬に対する責任もより一層強くなりました。

そんな私の夢を叶えてくれたこのJRA初勝利はまさに特別な一勝となりました。

地方競馬では既に七勝させて頂いておりましたがJRAでの初勝利は五頭目の産駒で構想から実に八年越しの実現でした。この初勝利は生産育成のフジワラファーム、美浦の黒岩陽一厩舎、休養の吉澤ステーブルイースト、騎手の皆様から馬主として『勝たせて頂いた一勝』なのです。

“Happy people make happy horse.”(幸せな人が幸せな馬をつくる)という言葉を胸に、これからも馬たちを大切にして大好きな競馬を楽しんでいきたいと思います。

次の夢は「お世話になった牧場から馬を購入させていただきレースに勝つ!」ことです。

※この記事は 2025年4月11日 に公開されました。


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