きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2015年に舞う桜は果たして

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日曜は阪神競馬場で今年の牝馬クラシック第一弾、桜花賞が行われます。
昨年暮れの2歳牝馬女王ショウナンアデラは休養となったものの、ルージュバックにキャットコイン、クイーンズリングと無敗馬3頭が出走。非常に楽しみな顔ぶれとなりました。前日オッズではルージュバックが1.8倍で1番人気、ココロノアイが6.1倍で2番人気、クイーンズリングが8.5倍で3番人気、アンドリエッテが9.8倍、レッツゴードンキが11.9倍、キャットコインが16.3倍とつづきます。ルージュバックに圧倒的支持が集中している今年の桜花賞です。

ルージュバックのデビューから3戦して3勝。しかもいずれも牡馬相手の勝利です。2戦目の百日草特別で2馬身半下したベルーフはその後京成杯を勝っていますし、きさらぎ賞ではポルトドートウィユを相手に2馬身差をつけての完勝と、そのままダービーを目指したらどうかと思うほどの走りでした。。そのルージュバックはマンハッタンカフェの産駒になります。マンハッタンカフェ産駒で牝馬クラシックというと、2009年に秋華賞を優勝したレッドディザイアがいます。桜花賞、オークスといずれもブエナビスタに敗れたものの秋華賞でリベンジを果たして牝馬クラシックを手にしています。ルージュバックは今回、同世代牝馬を相手にどのようなパフォーマンスを魅せてくれるでしょうか。

桜花賞と言えば、ディープインパクト産駒がデビューして以降、2011年のマルセリーナ、2012年のジェンティルドンナ、2013年のアユサン、そして昨年のハープスターと4年つづけてディープインパクト産駒が優勝。2012、2013年にいたってはディープ産駒のワントゥー決着でした。今年ディープインパクト産駒からは、コンテッサトゥーレ、クルミナル、アンドリエッテ、ローデッド、テンダリーヴォイス、メイショウメイゲツの6頭が出走。今年は人気の面では他の産駒に譲っています。されどディープインパクト産駒。人気をはねのけ、存在を改めて示す結果となるのでしょうか。

今年の桜花賞はどんな華が舞う結末となるのかレースを見守りたいと思います。

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