きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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ダービーがいよいよ明日に迫りました。前々日オッズでは、京都新聞杯から乗り込んできたキズナが皐月賞馬ロゴタイプよりも人気を集めているようです。

キズナの父は言わずもがな三冠馬ディープインパクトですね。2005年に単勝1.1倍の圧倒的支持に応えて同じ舞台を圧巻の走りで駆け抜け、三冠馬の道を歩みました。そのディープインパクトは2006年に引退し種牡馬となり、マルセリーナが桜花賞を制し、リアルインパクトが3歳にして安田記念を勝つなど初年度産駒からＧ1馬を送り出しました。昨年はディープブリランテが早め先行策からそのまま押し切るレースでダービ父子制覇を成し遂げています。

ことしはキズナにヒラボクディープの2頭が出走。2年連続ディープインパクト産駒の独壇場となるでしょうか。

同じダービー馬を父に持つコディーノは1枠2番に入りました。キングカメハメハは、ディープインパクトの前年のダービーで酷暑の中をコースレコードで頂点に立った馬です。種牡馬となりローズキングダムに牝馬三冠のアパパネ、ルーラーシップにロードカナロアなどのＧ1馬を輩出していますが、ダービーは2010年ローズキングダムの2着までとなっています。コディーノは、父が魅せたその強さを背に、同じ舞台で才能を開花させることができるでしょうか。

出走馬18頭。どの馬が頂点に立つのでしょう。偉大なる英雄たちが歴史を刻んだ舞台で、栄誉に恥じない走りを魅せ、時代を創る英雄になってください。

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2022