きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ドバイシーマ海外馬は万全

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世界各地でドバイミーティングを目指し有力馬が活発な動きを見せています。AWからダートに戻って久しぶりにアメリカ馬が参戦するワールドCは、昨年のチャンピオン決定戦BCクラシック僅差の上位争いを演じた実力派がこぞって登録、前評判も高いようです。芝のシーマクラシックも日本馬断然とは言い切れない雲行きになっています。以前にも取り上げたメインシークエンスは今年緒戦マックディアミーダS芝11Fを楽勝して、ヨーロッパからアメリカへ移籍以来5連勝と無敵街道を走っています。本番へ向けて準備万端と言えそうな状態です。ヨーロッパよりは軽めのアメリカの芝で実力全開したきたとなると、今年来日したケープブランコに続いて日本でのスタッド入りという道も見えてきそうで注目しておきたい馬です。

香港のニューヒーロー・デザインズオンロームも度々その動向をご紹介していますが、この日曜日のG1香港ゴールドC2000mでも、このレース連覇中のミリタリーアタック、4年前の勝者カルフォルニアメモリーといった古豪を一蹴して世代交代を強烈に印象付けました。後方2番手でスローペースを追走して、直線だけで抜け出す瞬発力はズバ抜けていました。強いです。適距離はドバイターフの1800mなのでしょうが、そちらは同厩舎のマイル王エイブルフレンドに委ねてシーマクラシック2410mに挑戦の意向のようですから、課題は経験のない距離だけ?ハープスター、ワンアンドオンリーとの末脚比べはこの春最大のハイライトになるのかも。

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