きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

コパノリッキー史上初連覇達成

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中央競馬今年最初のG1・フェブラリーステークスは、1番人気のコパノリッキーが優勝し同レース史上初となる連覇を達成しました。
2着には5番人気のインカンテーションが入り、3着はベストウォーリア、4着グレープブランデー、5着ローマンレジェンドの結果でした。

それにしても改めてコパノリッキーの強さをまざまざと魅せつけられたレースでした。
前半600mの通過タイムが34秒3で、800m通過が46秒9と、昨年のレースよりも1秒弱早いペースで流れる中、2番手で追走し直線半ばで早めに先頭に立つとそのまま独走。2着インカンテーションとの着差は半馬身と記録されたものの、その差は何馬身も離れているかのように感じさせるほどの横綱相撲でした。

フェブラリーステークス連覇は史上初になります。
優勝馬にはカネヒキリ、ヴァーミリアン、アドマイヤドン、あるいはコパノリッキーの父ゴールドアリュールら歴史的名馬がずらりと並ぶも、その名を2度歴史に刻んだ馬はコパノリッキーが初になります。
まだまだ強くなっていきそうな佇まいさえ感じます。歴史は次々と塗り替えられていきそうな印象を強くしたコパノリッキーの走りでした。

今年のフェブラリーステークスは入場数こそ4万4861人と前年比94.7%だったものの、売上は116億2840万2100円で前年比103.2%増加となりました。
2015年のG1はまずは幸先の良いスタートとなったのではないでしょうか。

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