きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

マイルの主役は誰だ?

ようこそいらっしゃいませ。

今週末は関東でも降雪があり、天候の崩れが心配されますが、東京競馬場では上半期マイル王の座をめぐる前哨戦の東京新聞杯が行われます。
マイル王決定戦の安田記念と同じ舞台で行われるため、出走馬もかなりハイレベルなメンバーが揃います。
古馬マイル戦線の今後を占う上で、見逃せない一戦です。

1951年に創設された東京杯が前身で、今年で第65回を数えます。

マイルを主戦とする有力馬たちのエントリーが多いことから注目度が高まっている本レースですが、16頭立てのフルゲートで行われるため、府中名物の長い直線での追い比べは見ごたえがありそうですね。

今回の注目馬は、昨年の京都金杯で初重賞勝利を飾ったエキストラエンドでしょうか。
今年、連覇を賭けて挑んだ京都金杯ではウインフルブルームにわずかクビ差となる2着に惜敗した結果となりましたが、十分にその持てるポテンシャルを見せつけてくれました。
これまでの全6勝のうち4勝が東京コースでのもの。
得意コースでの走りに期待できそうですね。

それに対するは、オーストラリアのリーディングサイヤー・リダウツチョイスを父に持つフルーキーや、クラシックの王道を進み上位争いを演じたタガノグランパ、G1馬の誇りとプライドをかけるマイネルホウオウやアルフレードら能力では引けをとらない猛者たちが待ち受けます。

重賞競走で安定した活躍をしているダノンヨーヨーやリルダヴァルも忘れてはいけません。

群雄割拠のマイル界に新たな勢力図を敷くのは一体どの競走馬となるのでしょうか。

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