きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

名馬はエリカ賞から?

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は中山競馬場で京成杯、京都競馬場では日経新春杯が組まれています。

日経新春杯はサトノノブレス、タマモベストプレイ、トウシンモンステラが上位人気になっています。
京成杯の方は、クラージュシチー、ブラックバゴ、タケルラムセス、ソールインパクト、ベルーフ、クルーガーあたりに印がつき、混戦模様になっています。
まだレース経験が浅い3歳なので能力比較が難しいところもあります。

その中で少し注目してみたいのがベルーフです。
新種牡馬のハービンジャー産駒というのもさることながら、前走のエリカ賞の歴代勝ち馬から多くのG1馬が誕生しているのも注目したいポイントのひとつです。

1990年代では、1995年のダービー馬タヤスツヨシや1999年のダービー馬アドマイヤベガもその1頭ですし、2000年に入ってからはクロフネ、アドマイヤグルーヴ、キングカメハメハ、エイシンフラッシュ、ヴィルシーナ、G1こそ勝てなかったものの宝塚記念2着し重賞4勝したサクラメガワンダーもエリカ賞の勝ち馬でした。
そのエリカ賞でベルーフは上がり34秒8の末脚を披露。まだ頭を上げたりと若さを見せた面もありつつも、素質の一端を披露したレースでもありました。

ベルーフは今回大外からのスタートとなりましたが、うまく克服してくれれば今年のクラシックがより楽しみにもなりそうです。

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