きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

今週は土・日・月(祝)の3日開催

ようこそいらっしゃいませ。

今週の競馬は、土・日・月(祝)と3日開催です。
日曜は京都でシンザン記念、月曜(祝)は中山でフェアリーステークスとクラシックへ向けた3歳重賞が組まれています。

日曜のシンザン記念には牝馬でただ1頭クイーンズターフがエントリーしました。
父ディープインパクト×母父ブライアンズタイムの血統です。
新馬戦は阪神1400mのダートを使い2着にクビ差でデビュー勝ち。されど3着にはそこから3馬身、4着にはさらに9馬身の差をつけての勝利です。勝ちタイムは1分25秒7で、同日同じ距離で行われた3歳500万条件が1分24秒5でしたから、勝ち時計も優秀です。2着したトーホウレゼルヴも次走で完勝してますから、クイーンズターフの初戦の走りはかなり高い素質を感じさせる内容だったように思います。

父ディープインパクト×母父ブライアンズタイムの血統馬はこれまで10数頭中央で走っていますが、まだ重賞馬は出ていません。
ただクイーンズターフの母フラッテローザはフリオーソの全妹になり、フリオーソといえば、カネヒキリやヴァーミリアン、トランセンドにサクセスブロッケン、エスポワールシチー、ローマンレジェンドら中央馬と長きに渡り激戦を繰り広げてきた名馬です。フリオーソはダート馬だったとは言え、これだけの戦歴ですから、クイーンズターフが初の芝で牡馬相手にどんな走りをするか注目してみたくなります。

フリオーソは現役時代2度芝コースを走りました。
共同通信杯とスプリングステークスで、ここで好成績ならば中央クラシックへと期待されていたのですが、芝では結果を出せずでした。

さてクイーンズターフの初芝の走りはどうでしょうか。

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