きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

万葉の長い旅路

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5日京都競馬場では万葉ステークスが行われました。
中央競馬で3000m以上の平地競走は6つで、そのうちのひとつがこの万葉ステークスです。
歴代の優勝馬には、少し以前になりますがダイタクバートラムやラスカルスズカ、アイポッパーなどがいて、この競走を制したのちに天皇賞(春)などでも活躍を見せています。

さて今年ですが、年始の長丁場を制したのは6歳馬のステラウインドでした。
ステラウインドは3歳時には青葉賞で13番人気ながらもフェノーメノの3着に入り周囲をアッと言わせた馬です。
今回のレースでは4、5番手で道中を進め、直線に入ってから最内を強襲。最後は4歳馬のシャンパーニュやショウナンラグーン、あるいは6歳馬のニューダイナスティにスノードンが迫り、アタマ・クビ・クビ・クビ差の大激戦を制してのゴールでした。
血統は父ゼンノロブロイ、母父スピニングワールドになります。

ゴール前が接戦だったことやスタート後の最初のスタンド前でサトノシュレンが大きく後続を離してレースが展開するなどもあり、今年の万葉ステークスはなかなかおもしろいレースになりました。
東西の金杯に万葉ステークスが終わると、中央競馬のスタートを改めて感じさせられます。

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