きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

中央競馬2014年の全日程が終了しました。
1年を締めくくるレース、有馬記念はジェンティルドンナが好位から抜け出して優勝。初の中山コースも苦にせず、3歳時にはオルフェーヴルにも先着しそして今年はドバイも勝ったその実力を引退レースでも示してラストランを飾りました。

3歳時は牝馬三冠にジャパンカップ優勝、4歳時に再びジャパンカップを勝ち史上初の連覇達成、そして今年ドバイシーマクラシックを勝ち、そして有馬記念制覇と、合わせて7つのG1タイトルを手にしての引退です。
G1は7勝は、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶ史上最多タイ記録です。
ジェンティルドンナは凄い馬だったと改めて実感させられました。

この日の中山競馬場は人・人・人で溢れました。実に11万の観衆がつめかけての有馬記念でした。
入場者は11万5878人で前年比92.9%で昨年のオルフェーヴル引退レースには及ばなかったものの、売上は388億2561万8100円で前年比110.7%という大幅な伸びを記録しました。

またJRAから発表された2014年の売り上げ全体の速報値は、2兆4936億2772万9400円で前年比103.7%で3年連続の売り上げアップとなりました。入場者数も614万2471人で前年比100.8%と増加の結果でした。

さて中央競馬が終わり、29日は大井競馬場でダート1年の総決算・東京大賞典が行われます。チャンピオンズカップでは出遅れて力を出しきれなかったコパノリッキーが参戦。中央G1を初制覇したホッコータルマエにワンダーアキュート、ローマンレジェンドらと再激突です。

×