きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

土曜阪神競馬場ではチャレンジカップが行われました。
「朝日チャレンジカップ」の名称で秋有力各馬の始動レースとして親しまれてきたレースでしたが、朝日杯フューチュリティステークスが阪神競馬場へ移設したことを受けて今年から創設当時の名称「チャレンジカップ」にレース名を変更。チャレンジカップとして行われるのは実に62年ぶりになります。

今年のレースでは3歳馬のエイシンヒカリに注目が集まりました。
何しろ5連勝。前走のアイルランドトロフィーでは外ラチ沿いに寄れながらも逃げ切って完勝でしたから、今回のレースでは単勝1.9倍と大きく支持を集めていました。

しかし勝ったのは同世代のトーセンスターダムでした。
道中は後方でレースを進めて、直線で末脚を伸ばしての勝利でした。クラシックでも上位人気だった馬で、今年2月のきさらぎ賞以来の復活Vとなりました。
一方で注目を集めていたエイシンヒカリは逃げてレースをひっぱるも直線半ばで失速。9着に終わりました。
まだ3歳馬ですから、いったん立てなおして来年さらにスケールアップした走りに期待したいと思います。

日曜は阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。
ロカが3.4倍で1番人気、以下レッツゴードンキが6.1倍、ココロノアイが6.2倍、コートシャルマンが7.0倍、ショウナンアデラが9.9倍とつづきます。
混戦模様の今年の2歳牝馬戦線で、主役の座を射止めるのはさてどの馬でしょうか。

×