きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週は新潟でレパードS、小倉で小倉記念が行われます。

レパードステークスは3歳限定によるダート重賞で、今年でまだ5回目と歴史の浅い重賞です。7月上旬に大井競馬場でのジャパンダートダービーで3歳ダート王が決したあとを受けての開催ですが、初代王者のトランセンドに始まり、砂の女王として活躍したミラクルレジェンドや、帝王賞を優勝し充実の一途をたどるホッコータルマエが昨年は優勝するなど先のチャンピオンホースに負けず劣らずの名馬を送り出し、ダート路線拡充の意義が見事スイングしているレースです。

今年の3歳ダート路線は、ジャパンダートダービーでクリソライトが2着を7馬身ちぎる強いレースを魅せました。クリソライトはジャパンCダート目指して休養中で、このレパードSからも秋へ飛躍を誓う馬の登場にぜひ期待したいところです。

出走登録馬の中で、アムールポエジーは前走の関東オークスで2着を5馬身ちぎり、2着と3着との差はさらに4馬身ですから新たなるダート界の女王登場といったレースでした。半姉のミリオンディスクは重賞2勝をあげJBCスプリントで3着に入った馬ですし、半兄のリクエストソングは重賞勝ちこそないものの、3歳早くに期待された馬です。

ダート牝馬路線は、メーデイアがダート重賞3連勝中と長期政権を築きそうな勢いです。メーデイアの牙城崩しに3歳牝馬アムールポエジーが名乗りをあげることができるでしょうか。まずは強い牡馬を前にしたレース内容に注目です。

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