きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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新潟競馬場で行われたサマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念は、2番手追走から早め直線で抜け出したレッドスパーダが後方から迫るジャスタウェイを振り切りそのまま押し切って勝利しました。

レッドスパーダはタイキシャトル×StormCatの血統です。3歳時はスプリングステークス2着に、NHKマイルカップ2着、鳴尾記念5着の結果を残し、明け4歳でニューイヤーSから東京新聞杯と連勝し重賞タイトルを手にしました。今回の重賞勝ちはそのとき以来、実に3年半ぶりのタイトルです。

といってもレッドスパーダはもともと堅実に結果を残してきた馬でした。掲示板を外したのも20戦してわずか4回だけです。うち1回はフェブラリーステークスですから、芝に限れば申し分のない走りです。

父タイキシャトルは短距離からマイルを中心に活躍した名馬でした。安田記念でG1 3連勝後、渡仏。ジャック・ル・マロワ賞で海外G1制覇し、凱旋レースとなったマイルチャンピオンシップでは2着ビッグサンデーを楽に5馬身ちぎるレースがまた衝撃的でした。

種牡馬入りして地方競走含む3頭のG1馬を送り出しています。うち1頭がレッドスパーダと同じStormCatを母父に持つメイショウボーラーになります。

レッドスパーダは今年7歳ですが、NakayamaPostで東京ホースレーシングさんが言うように使われているレースも少なくまだまだ元気に走ってくれそうです。ぜひさらなるタイトルを目指してください。

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