きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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天皇賞が終わりG1シリーズも一休み、今週はファンタジーステークス、みやこステークス、そしてアルゼンチン共和国杯の重賞ラインナップです。

土曜のファンタジーステークスは2歳牝馬限定の初重賞、若駒が華麗に舞うレースです。

過去14年でプリモディーネ、ラインクラフトの桜花賞馬、ロンドンブリッジ、シーイズトウショウの桜花賞2着馬、とクラシックにまったく無縁というわけではないのですが、期待を裏切ることも多いのがこのレースの好走馬です。とくにラインクラフト以降の過去5年は桜花賞、オークスで馬券にからんだ実績が見られません。

将来への伸びしろを見極めるというより、現時点の完成度を競うレースなのでしょうか。その意味では新潟2歳Sの覇者マイネイサベルがアタマひとつ抜けているようにも思います。

父テレグノシスはムラなレースぶりが目立ちましたが、ジャックルマロワ賞3着の好走歴もある隠れた実力馬です。フタケタ着順も多かった馬ですが、潜在能力は確かなものがあったように記憶しています。はっきりいってマイナー種牡馬なだけに、イサベルの走りに将来がかかっています。頑張れ! テレグノシスのいななきが聞こえるようです。

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