きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週より中央競馬は東京、京都、福島での開催になります。東京の土曜メインは今年でアルテミスステークスです。2歳牝馬による格付けなしの重賞レースで、昨年はコレクターアイテムが上がり33秒台の末脚で優勝、2着に入ったアユサンは翌年の桜花賞馬にのぼりつめています。

函館2歳ステークス、新潟2歳ステークス、札幌2歳ステークス、小倉2歳ステークス、デイリー杯2歳ステークスと、これまで5つの2歳重賞レースが行われ、函館2歳ステークスでのクリスマスを皮切り、ハープスター、レッドリヴェール、ホウライアキコといずれも牝馬が勝利しています。

新潟2歳Sで強烈なインパクトを残したハープスターは、すでに来年のダービーの1次登録を済ませ、小倉2歳Sを勝ったホウライアキコは次走のデイリー杯2歳Sでも牡馬を一蹴し重賞連勝するなど今年の2歳世代の牝馬は傑作揃いの世代となりそうな予感を早くも漂わせています。

その2歳牝馬重賞のアルテミスステークスに、函館2歳ステークス馬のクリスマスが出走を予定しています。新馬戦では2着に7馬身差をつけスピードの違いをみせ、函館2歳Sでは2番手に控えて直線で突き放すレースを披露しました。今回は武豊騎手に乗り替わり、どんなレースを魅せてくれるのでしょうか。ほかにも、新潟2歳Sでハープスターの5着だったマーブルカテドラルもエントリーしてきました。新潟2歳Sでは少しムキになり力を出しきれなかったものの、前走の芙蓉ステークスでは牡馬相手に落ち着いたレース運びで完勝。今回のレースでも阪神ジュベナイルフィリーズへ向けて、好レースを魅せてくれそうです。

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