きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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土曜阪神競馬場での新馬戦でサングレアルが単勝1.６倍の圧倒的人気を集めて出走し、33秒3の上がりで完勝、デビュー戦を飾りました。サングレアルは、父ゼンノロブロイ×母ビワハイジでＧ1・6勝をあげたブエナビスタの半妹になります。

ブエナビスタは2歳10月の京都1800mでデビュー。伝説の新馬戦と称される舞台で、のちの牡馬クラシック馬を相手に臆しない堂々とした走りを見せ、自身もデビューから3走で阪神ジュベナイルフィリーズを制覇。牝馬クラシック2冠にヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)、ジャパンカップを制して名牝の道を歩んでいきました。

今年の2歳牝馬戦線は、新潟2歳ステークスで鮮烈な走りを魅せたハープスターや、札幌2歳ステークスを勝ったレッドリヴェール、小倉2歳ステークス、デイリー杯2歳Sと重賞2勝のホウライアキコ、アルテミスステークスで33秒台の末脚を披露したマーブルカテドラルなどがクラシック戦線に名乗りをあげています。サングレアルはどのような道を歩むのでしょうか。来年のクラシック戦線がとても楽しみになってきました。

今日は阪神競馬場でジャパンカップダートが行われます。日本のダート界を牽引する馬がズラリ集結しました。

オッズの方は、ホッコータルマエが1.9倍で人気を集め、ローマンレジェンドが7.0倍、ベルシャザールが8.6倍、エスポワールシチーが9.7倍、ニホンピロアワーズが13.9倍とつづいています。ジャパンカップダートの名で行われる最後のレースでどの馬がその名を歴史に刻むのでしょうか。

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2022