きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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イギリスの競馬日刊紙『レーシングポスト』電子版がエリザベス女王杯の展望を掲載しています。論点はやはりオークス2冠と牝馬3冠の対決。自国馬びいきということもあるのでしょうが、スノーフェアリーがどうやら本命ということらしいです。

エド・ダンロップ調教師のコメントを引きながら、彼女がとても好調に仕上がっていること、小さな体に大きなハートを秘めていること、京都向きの走法をマスターしていることなどを上げています。

レーシングポストは、かつてディープインパクトを世界チャンピオンのトップにランクしたこともあるくらいディープびいきで知られるマスコミなのですが、『偉大なディープインパクトの3着に輝いたウィジャボード』と06年ジャパンCでのダンロップ師の経験を買っています。あのディープにトライした魂は転んでもタダでは起きない、どうやらそういうことらしいです。

アーヴェイも以前サー・マイケル・スタウト調教師の管理馬だったということで親しみをこめた評価です。3着以内なら賞金が倍になるボーナス制度があるから彼女は頑張るだろうという観測をしているようです。

アパパネは三冠馬でありディープも走った京都コースで秋華賞を勝っているのだから強敵なのは間違いない。(ディープとは関係がない気がするのですが、まぁ、そういう肩入れの仕方があってもいいか)

あとはアパパネとの比較でオークス同着のサンテミリオン、秋華賞2着のアニメイトバイオがつづき、京都大賞典でオウケンブルースリを破ったメイショウベルーガ、そんな順番で評価しています。“青い目のエリザベス女王杯予想”、いかがでしょうか。

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