きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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土曜阪神競馬場では朝日チャレンジカップが行われます。今年で64回目で創設は1950年と歴史は古く、設立当初はチャレンジカップの名で行われ、1953年に朝日新聞社からの優勝杯寄贈を受け朝日チャレンジカップに名を変えました。

4回目から今年64回まで「朝日チャレンジカップ」として行われてきたレース名は、朝日杯フューチュリティステークスが阪神競馬場へ移設されたことにより、来年より創設当時のチャレンジカップにレース名を戻して行われることになります。

朝日チャレンジカップは以前は9月に行われていました。時に秋戴冠へ向けての3歳馬と古馬との激突であったり、秋のG1へ向けた古馬の始動戦として、あるいは夏のサマージョッキーズシリーズ対象レースとして注目されていました。

昨年より開催を12月に移動。ハンデ戦として行われるようになりました。レースの趣が変わり行われた去年は、ショウリュウムーンが牡馬に混じって激走し優勝、3着には13番人気のタガノエルシコが入りハンデ戦らしい波乱の決着でした。

さて今年はどうでしょうか。出走メンバーを見ると、ラウンドワールドにゴットフリート、テイエムイナズマ、タマモベストプレイとクラシックには届かなかったものの有望な3歳馬が揃いました。中でもゴットフリートは着順こそ目立っていないものの過去4走はいずれも1400m、1600mと慌ただしい距離でした。今回1800mでややゆったりと落ち着けるでしょうから、これまでとは異なるペースでどんな走りをするか見てみたいと想います。

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