きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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土曜中京競馬場で行われた愛知杯は、上位3頭すべてに二桁人気の馬が入る波乱の決着となりました。

勝ったのはゴールドアリュール産駒の4歳牝馬フーラブライドです。500万下、1000万下と連勝して挑んだレースでした。母フーラブライドは、これまで7頭の産駒を産んでいますが、重賞勝利は初となりました。2着には14番人気だった4歳牝馬のキャトルフィーユが入りました。キャトルフィーユは夏のクイーンステークスでアイムユアーズの5着と好走し、その後1600万下を挟んでのレースでした。ディープインパクト×ワンフォーローズの血統で、半姉には中山牝馬ステークスを連覇したレディアルバローザがいます。3着のコスモネモシンはこれまで重賞2勝、2着3回の成績ながらも、前走キャピタルステークスで9着の着順から人気を落としての出走でした。

秋華賞2着からのレースで人気になっていたスマートレイアーは、直線伸び切れずに6着でした。新潟、阪神、京都、中京と走り疲れが出た感じでしょうか。

さて、日曜中山では2歳王者を決める朝日杯フューチュリティSが行われます。

デイリー杯2歳ステークスで2着のディープインパクト産駒アトムが3.0倍で1番人気、地方所属馬で東スポ杯2歳Sで2着のプレイアンドリアルが4.0倍、ファンタジーステークスを勝ってからの参戦となる牝馬ベルカントが4.4倍とつづいています。中山で行われる最後の朝日杯フューチュリティSで、その名を歴史に刻むのはどの馬になるのでしょうか。

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