きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

2013年の中央競馬全日程が終了しました。開催日数288日の売上は2兆4049-03351-3200円で、前年比100.4%とわずかですがプラスとなりました。

平地G1に限って売上を見ると、先日の有馬記念ではファン投票上位馬の多くが回避する中、中山競馬場には入場者数前年比123.3%となる12万4782人が詰め掛けレース売上も前年を上回り、レベルの高い2歳牝馬が集結した阪神ジュベナイルフィリーズでは前年比を大きく上回る売上となりました。またキズナが優勝したダービーの売上は前年から4.5%増加、ロードカナロアが異次元のレースに挑戦した安田記念も5.9%前年を上回る売上となりました。

しかしその反面、秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)と、秋のG1は3週連続マイナス、またジャパンカップは前年比13.8%減と大きく売上を下回る結果になりました。

ファンあっての競馬であることは言うまでもなく、ロードカナロアが出走したG1はすべて前年比プラスとなり、有馬記念でファン投票上位メンバーが回避するなか入場者数が大幅に増加し売上もプラスに終わったのも、オルフェーヴルの歩んできた蹄跡とファンの想いが共有し、ロードカナロアの強さにファンが注目したからでしょう。

オルフェーヴルにロードカナロアは今年で引退となります。来年はどの馬が日本の競馬を牽引していくのでしょうか。両馬に負けない走りでぜひ競馬を盛り上げてください。

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