きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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2013年も残すところ数日となりました。来年の東西金杯までしばらくの間、中央競馬はお休みです。戦士たちのつかの間の休息といったところでしょうか。

先日JRAのホームページにて2013年度の各種リーディングが発表されました。その中で気になるのはやはり競走馬部門でしょう。昨年は牝馬3冠とジャパンCを優勝したジェンティルドンナがリーディング1位であり、年度代表馬と最優秀3歳牝馬を受賞したのですから、今年のリーディングも当然気になりますよね。

今年の1位にはオークス・秋華賞・エリザベス女王を制覇したメイショウマンボがランクインしています。2位にランクインしているロードカナロアも同じくG1を3勝していますが、12月8日に香港で行われた香港スプリントを連覇し、海外G1を含めればG1を4勝。さらにロードカナロアの本年成績は5戦4勝2着1回と勝率は驚異の80%。これだけの条件が揃っていれば年度代表馬はロードカナロアの方かもしれません。

過去の年度代表馬たちはクラシックや天皇賞、有馬記念などの中長距離レースを制覇してきた名馬ばかりです。この歴史の中で短距離馬のロードカナロアが年度代表馬を受賞できれば、歴史に残る快挙ですね。今回のロードカナロアに近い成績で年度代表馬に選出されたのは、1998年のタイキシャトルでしょうか。選出された年の成績は、安田記念・マイルCS・ジャックルマロア賞と国内2冠に海外1冠でした。

稀代の快速スプリンターが歴代の名馬たちと名を連ねることができるか、非常に楽しみです。

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