きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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大井競馬場で行われた第59回東京大賞典は、ホッコータルマエがワンダーアキュート、ニホンピロアワーズとの競り合いを制して4つ目のG1タイトルを手にしました。ホッコータルマエのオーナー矢部幸一氏が11月27日に亡くなり、4日後に挑んだジャパンカップダートではペルシャザールの3着と胸に刻まれた悔しさを東京大賞典で晴らした結果となりました。

ホッコータルマエは、来年、川崎記念、フェブラリーステークス、そしてドバイへと向かうプランのようです。ペルシャザールへの雪辱を果たし、世界の舞台でその走りを魅せられるかどうかに注目が集まりそうです。

2着にはワンダーアキュートが入りました。JBCクラシック、ジャパンカップダート、東京大賞典と3戦続けての2着で、G1通算では7度目の2着になります。現役続行しフェブラリーステークスを目標に調整されるようです。かつてシーキングザダイヤはG1で9回の2着がありました。G1で2着に好走することもすごいことですが、名脇役で終わらずに、大きな華を咲かせてください。

3着はニホンピロアワーズ、4着には3歳馬のサトノプリンシパルが入りました。昨年優勝し、連覇と復活が期待されていたローマンレジェンドはゲート内で暴れてしまい、6着の結果でした。ローマンレジェンドの2013年はかしわ記念3着から始まり、帝王賞6着、みやこステークス3着、ジャパンカップダート13着、東京大賞典6着と不本意な1年でした。再び輝きを取り戻すことはできるでしょうか。

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