きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

2013年も大晦日を迎えました。今年1年、皆さまにとりどんな年だったでしょうか。競馬界を振り返れば話題多き1年だったように思います。

1月5日にスタートを切った中央競馬は、タッチミーノット、ダノンシャークの東西金杯制覇から始まり、フェブラリーステークスではジャパンダートダービー馬のグレープブランデーが優勝。骨折との闘いから復活を遂げました。

春にはジェンティルドンナがドバイシーマクラシックに出走。世界が注目する舞台で期待される中、2着と悔しい結果となるも、秋にはジャパンカップ史上初の連覇を達成しました。

3歳クラシック戦線は牡馬・牝馬ともに混戦ムードでした。皐月賞はロゴタイプが制覇、桜花賞はアユサンが1着となり、ダービーはキズナ、オークスはメイショウマンボが制しました。アユサン、桜花賞2着のレッドオーヴァル、ダービー馬キズナの活躍によってディープインパクト×ストームキャットが注目されるようにもなりました。

古馬戦線ではフェノーメノがゴールドシップとの4歳王者対決を制して天皇賞(春)馬になるも、宝塚記念ではゴールドシップが巻き返して主役の座に盛り返してきました。

短距離路線ではロードカナロアが高松宮記念を制覇。安田記念に挑戦し、2階級制覇の偉業を成し遂げました。

秋になるとオルフェーヴル、キズナが出走する凱旋門賞に注目が集まりました。同時に世界の壁の高さを再び思い知らされたのも今年の凱旋門賞でした。

クラシックでは、エピファネイアが菊花賞、メイショウマンボが秋華賞を優勝。メイショウマンボはつづくエリザベス女王杯も制して3つのG1タイトルを手にしました。

マイルチャンピオンシップでは初のマイル挑戦となるトーセンラーが優勝。武豊騎手にG1・100勝をもたらしました。

記憶に残る蹄音といえば、ロードカナロアの香港スプリント連覇にオルフェーヴルの有馬記念のラストランでしょうか。どちらも強烈なインパクトと感動を残した走りでした。

2014年はどの馬がファンの心をとらえるのでしょうか。今年1年、当協会のサイトを訪問いただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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