きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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1月には東西で11の重賞レースが争われます。昨日のAJC杯、平安Sが済んだ時点で8レースを消化、東西比較では4勝4敗と五分と五分の形勢になっています。昨年は東の2勝9敗という結果でしたから、美浦勢が大いに奮起していることになります。

日経新春杯のトゥザグローリー、AJC杯のルーラーシップ、西勢が大関(張出し横綱?)格を投入してきたのに対し、東勢はフェデラリスト、ベストディールなど上がり馬が活躍、先に楽しみを残す結果でした。とは言え、栗東のラインナップは層が厚く手強いのも確か。今週は土日で3重賞が行われますが、さて、勝ち越しを決めるのは東西どちらの陣営でしょうか。

話は変わりますが、昨日のAJC杯でちょっと良い光景が。勝ったルーラーシップは強かったし、ナカヤマナイトも堂々たる競馬ぶりで立派でした。3着のゲシュタルトも相変わらず堅実で渋太いですね。でも、良い光景とはその後ろです。サンテミリオンが粘りに粘り4着に入線した光景です。

歴史的なオークス同着優勝以来、良いところがありません。5戦5敗、9着が最高で二桁着順のオンパレード、クラシックで輝いた馬が何かの理由で精彩を欠いて悲惨なレースを続けるのは、見ていて辛い、痛いものです。だから、こうして復調の兆しを見せてくれるのは、本当に嬉しいものです。良かったです。オークスの季節までには何とか勝てると良いですね。

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