きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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関東の新馬戦の除外ラッシュが止まりません。想定段階ですが、土曜の芝1800mが32頭、日曜のダート1400mに至っては実に64頭が出走の構えです。4頭に3頭は除外対象という狭き門になっています。

東の2レース、西は倍の4レースという不均衡もあります。小倉土曜の芝2000mは7頭立てになりそうなのですが、想定はあくまで想定、確定前に出発しなければならない小倉遠征はコスト面でも人手の点でもリスクが大きすぎます。今になってみると、福島開催がなかったのが本当に痛い!

この問題は何度か触れてきましたが、毎年のように繰り返される何とも悩ましい問題です。馬主さんのモチベーションにかかわってきます。厩舎スタッフも知恵を絞るのでしょうが、生きもののことですから100%は望めないでしょう。競馬の公正性という観点からも疑問が出てきます。

海外だと分割レースが頻繁に行われると聞きます。レースの数には法的なハードルがあるのでしょうが、何らかの救済策が必要なのは万人の思いでしょう。同じ新馬戦なのに一方が7頭立て、他方がその7倍近い46頭が除外というのは明らかに正常じゃありませんね。

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