きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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昨日もお伝えしたようにドバイワールドCデーの招待状が、世界の実力馬たちに届きはじめています。今年の話題の中心は世界最高賞金のワールドCではなく、実はAW1200mのゴールデンシャヒーンです。

先週末の豪コーフィールド競馬場のG1を楽勝してデビュー以来の18連勝を決めた稀代の快速ブラックキャビア、どうやら彼女が参戦することになりそうだからです。この後、連闘のG1ライトニングSでゼニヤッタに並ぶ19連勝、中1週のフュチュリティSで20連勝の大記録を達成して、勇躍ドバイへ乗り込むというローテーションらしいです。

ドバイで待つのは同じオーストラリアのセポイという馬、11戦10勝2着1回とまだ底を見せておらず、オーナーであるモハメド殿下の前でキャビアを倒したい、そんな意気込みに燃えているようです。

昨年の覇者であるシンガポールのロケットマン、彼もキャビアとの対戦を待ち続けてきた1頭です。昨年の日本遠征でちょっと味噌をつけた感じもしますが、ディフェンディングチャンピオンの意地を見せるでしょう。香港勢も虎視眈々と一発を狙っているのでしょうね。ロケットマンを物指しにすれば大きな差はないのかも?

こうした各馬がこぞって参戦するようなことになれば、ゴールデンシャヒーンは史上最大のスプリント決戦になります。まず間違いなく歴史に刻まれる一戦になりますね。日本馬の参加がないのは残念ですが、ぜひ実現してほしいものですね。

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