きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週は2012年最初のG1フェブラリーSが行われます。先日もお伝えしたようにドバイワールドCの招待を受諾したトランセンドの壮行レースになるのでしょうか。

それにしてもトランセンドは力をつけてきましたね。JRAにはフェブラリーSとジャパンCダート、2つのG1レースがありますが、目下3連勝中です。昨年、復興支援で盛岡から東京に移設されたマイルチャンピオンシップ南部杯を加えれば4連勝、まさに中央の馬場では敵なしの状態が続いています。

出走各馬との比較をレーティングで眺めてみると、トランセンドの昨年のドバイワールドCでの121に対して、ワンダーアキュートとエスポワールシチー、ダノンカモンが115で追う形になっています。でも、これはJCダートの2着、3着馬と南部杯の2着馬にそれぞれ与えられた数字です。もちろん、そのとき勝ったのはどちらもトランセンドでした。

JCダートでは2馬身でワンダー、そこからハナでエスポワール、南部杯ではダノンカモンにアタマ差まで迫られましたが、まぁ、差されるという脚勢の違いはありませんでした。むしろ、ちょっと歯が立たない感じがします。レースがはじまる前から言うことではないでしょうが、トランセンドが負けるのはちょっと考えにくい気がします。素直に壮行レースを楽しむことにしましょうか。

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