きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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競馬って、ときどき想像もつかないことが起きます。長年、競馬をやっていれば大抵のことには驚かない。でも、昨日のダイヤモンドSにはビックリさせられました。近5走、フタケタ着順ばかりだった馬が、いくら展開に恵まれたと言っても勝ってしまうんですから。

ケイアイドウソジンの馬名は道祖神から来ています。集落の端っこでこの世とあの世を区分する結界を張っている神様ですね。逃げたケイアイドウソジンと二番手スマートロビン以下には、目には見えない結界が張り巡らされていたのでしょうか。

さて、豪フレミントン競馬場のライトニングS(芝直線1000m)はブラックキャビアがライバルたちを競り落として19連勝、ゼニヤッタの連勝記録に並ぶ金字塔を打ち立てました。当初は3連闘でフューチュリティSの予定だったのですが、さすがにタフなレースだったらしくドバイへ直行します。20連勝は初めての海外遠征にかかることになります。

それにしても2着を踏ん張ったヘイリストという馬、これで5度キャビアに挑戦して2着は4回目、キャビアさえいなければ希代の名スプリンター?でもこういう回り合わせも含めて競馬なのでしょうね。

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