きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週、中山競馬場では弥生賞が行われます。「弥生」の旧暦3月の呼び名。「弥」は「いよいよ・ますます」をあらわし、「生」は「生い茂る」と使われることからいよいよ草木が芽吹く月が語源になります。

1964年に創設されて以来、36頭が春のクラシックを制覇。今年評価を集めているのはアダムスピークのようですね。ラジオNIKKEI2歳Sでは、のちの共同通信杯の勝ち馬ゴールドシップの追撃を振り切ったのだから人気になるのも納得です。

同じく人気になっているフェノーメノはホープフルステークスでの課題から中山の坂がポイントになりそうですね。連勝で挑むサイレントサタデーも楽しみな1頭ですね。

今年はどんなレースが繰り広げられるのでしょうか。春の頂点へ向けた弥生の舞台が幕をあげると、競馬場にも春のクラシックの足音が聞こえてきますね。

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