きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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先週日曜日の中山競馬4レースで今年デビューした山崎亮誠騎手が初勝利を挙げ、5名デビューした今年の新人騎手のなかでは、中井騎手、原田騎手に続き3人目の初勝利となりました。

4月3日にはJRA競馬学校騎手課程31期生入学式が行われ、木幡初広騎手の次男・巧也君、鮫島良太騎手の弟・克駿君など6名が晴れて入学しました。多数の入学希望者の中から選び抜かれた6名の新入生には、厳しい訓練を乗り越え無事に3年後のデビューを迎えることができるよう健闘を祈ります。

さて、いよいよ今週日曜日には牝馬のクラシック第1戦の桜花賞が阪神競馬場で行われます。今年の3歳牝馬路線は、ちょっとした異変?が起きています。今春の桜花賞トライアルレースを全て関東馬が優勝しているのです。これは史上初めてのことですね。

フィリーズレビューを制し重賞2勝のアイムユアーズ、チューリップ賞で昨年度2歳女王ジョワドヴィーヴルやエピセアロームを豪快に差し切ったハナズゴール、アネモネSを勝ったパララサルー、フラワーカップを勝ったオメガハートランドなどの関東馬が出走を予定しています。

過去20年の桜花賞で関東馬は3勝17敗と大きく水をあけられていますが、今年は関東馬の上位独占が見られるかも?「西高東低」が続く中央競馬の勢力図ですが、競馬を盛り上げるためにも、関東馬には是非頑張っていただきたいと思います。

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