きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ジャパンカップウィークとあって東京競馬場ではいろんなイベントが催されます。ちょっと注目しているのが5重賞のテストマーケティング。

来年から導入される予定の新馬券ですね。JRAが指定する5レースの勝ち馬を全部当てる馬券です。単勝なら当たりそうな気もするのですが、そんなに簡単じゃないというのが現実です。

仮に5レースすべてが18頭立てだとしましょう。全部のレースの単勝を当て続ける確率は、1/18を5回連続して掛けることで求められます。つまり、1/18×1/18×1/18×1/18×1/18で組み合わせの数は1,889,568となります。

仮にすべての組み合わせが100円ずつ売れたとすると、25%を控除した払い戻しは1億4000万円あまりとなります。空恐ろしい配当ですね。

減少し続ける馬券売上をなんとかしようという苦肉の策、馬券というよりは宝クジかロトみたいなものですね。競馬サークル内にも賛否両論いろいろあるようですが、競馬というスポーツ、エンタテインメントの本質とはちょっとずれているような気もします。

ともあれ、土曜は8〜12レース、日曜は7〜11レース、5重賞なるものにチャレンジしてみますか。そこからまた議論を重ねればいいということで。

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