きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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牝馬クラシック第2弾、優駿牝馬オークスが終わりました。レースレコードを大幅に上回る勝ちタイム。2着につけた着差は父のダービー同様5馬身。他馬が府中の坂を35秒台で走る中、上がりタイム34秒2。混戦模様と見られていた牝馬戦線は、ジェンティルドンナがただ1頭次元の違う走りで主役の座を不動のものとしました。

ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、アパパネと続いた「牝馬の時代」はジェンティルドンナへと引き継がれ、新女王の走りをめぐり舞台が繰り広げられていくことでしょう。主役の座を奪われてしまったヴィルシーナ、ミッドサマーフェア、アイスフォーリス、アイムユアーズ、他の牝馬たちが秋までにどこまで女王の座への想いを研ぎ澄ませるでしょうか。ひと夏を無事に越し、ぜひまた秋のクラシックの舞台で熾烈な想いの激突を魅せてください。

今週は牡馬クラシックの東京優駿ダービーが行われます。出走馬と同世代のサラブレッドは7572頭。その頂点が決します。牝馬同様、混戦模様とされる牡馬クラシック戦線で、新たなる主役が誕生するのでしょうか?それとも皐月賞馬ゴールドシップが二冠を達成し、時代を創りはじめていくのでしょうか?

どの馬が勝利を奪うか、注目したいと思います。

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