きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ロイヤルアスコットの5日間がアッという間に過ぎました。素晴らしい毎日だったと感慨にひたっています。初日に怪物フランケルが11馬身差の歴史的な圧勝で11連勝、最終日にはブラックキャビアが22連勝のゴールに飛び込みました。申し分ないシナリオを役者たちも立派に演じ切りましたね。

二日目のプリンスオブウェールズSには女王陛下の愛馬カールトンハウスが直線で強豪ソーユーシンクと一騎打ち、力及ばず2着に敗れましたが、場内の盛り上がりは大変でした。勝ったソーユーシンクはこれでG1を10勝したことになります。秋には故郷オーストラリアで種牡馬の仕事が待っていますから、7月7日のエクリプスSがラストランになりそうです。

ヒーロー、ヒロインたちがハッキリとファンの目に見え、彼らも期待どうり、いや期待以上の仕事をしてくれる、競馬が盛り上がらないわけがありません。さて、今日の宝塚記念、どんなヒーローが現れるのか?

オルフェーヴルが人気を集めているようですね。らしくない近況ですがファンはヒーロー復活を待望している!調教師、ジョッキーも大変なプレッシャーでしょうね。2番人気に同馬主のルーラーシップが支持されています。とんでもなく強いかと思えばアッサリ負けることもあるとらえどころのない馬ですが、前走はリスポリ騎手の好判断もあって早めに抜け出し、直線で突き放す横綱相撲を見せてくれました。これが本物なら今年のG1は全部持っていかれるかも。

関東勢の期待を背負うフェデラリストは今年の米リーディングトップを走るエンパイアメーカー産駒。日本に輸入されて大変な人気を集めていますが、フェデラリストが勝つようだと大爆発するんでしょうね。このところビワハイジ、エアグルーヴといった名牝の仔の活躍ぶりが際立っています。母ダンスパートナーにもそろそろ勲章をあげてほしいですね。

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