きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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夏競馬が始まって早2ヶ月あまり。期待の新馬たちが、順調に勝ち上がっているようですね。

新馬というと、ディープインパクト・キングカメハメハ・ステイゴールドなどG I 馬を輩出してきた父系に目がいきますが、牝系にも今後のデビューが待ち遠しい若駒たちがいます。

07年日本ダービーを牝馬ながら64年ぶりに制覇し、G I 7勝を挙げた名牝ウオッカの産駒。この仔は、09年凱旋門賞を含むG1 6勝の名馬シーザスターズとの間に生まれ、けい養先のアイルランドで順調に成長しているようです。順当にいけば、来年夏以降に日本でデビューするようですね。管理予定の角居調教師も「いい感じに成長している」と語っており、父母合わせてG I 13冠のスターホースをターフで見るのが今から楽しみですね。

名牝といえば、忘れてはならないのがウオッカのライバル、ダイワスカーレットです。デビューから12戦すべて連対のうえ、G I 6勝を挙げた名牝です。現役時代は並みいる牡馬たちを退け、ライバル馬のウオッカと激しい戦いを演じました。

繁殖牝馬としては、ウオッカより1年先輩にあたり、第1仔はフランスのチチカステナンゴと配合され、現在 松田国英厩舎へ入厩し、デビューへ向けて順調のようですね。

また、ビワハイジやエアグルーヴ、メジロドーベルなど実績ある繁殖牝馬の仔も順次デビューを控えています。父、母の血を受け継ぎ、今後、その仔たちが大舞台で活躍し、おおいに競馬界を賑わせてくれることを願っています。

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