きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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早いもので新馬戦が始まって、もう2ヶ月がたちます。“ダービーからダービーへ”をコンセプトに早めのスタートになった今年は素質馬、期待馬の登場も例年に増して前倒し気味に感じられます。

今週は札幌と新潟でディープインパクト産駒がデビューします。今年は先週までに9頭がデビューして2勝といささかスローなスタートになっているディープ産駒ですが、ここから大攻勢が始まるのでしょうか。

新潟のローザズカレッジはフライングアップルの半弟ですね。スプリングSを制覇した兄以上の期待がかかります。札幌のアドマイヤオウジャの母シーズオールエルティッシュは米G2ポニーミスSなど3-4-3-1の活躍馬でした。母父エルティッシュからターントゥへさかのぼる血でディープインパクトの父系と同じ血統構成になります。

ターントゥ系は日本では特に有馬記念に強い血筋として知られ、昨年まで15年連続でターントゥの血を父系に持つ馬が勝っているのは驚きです。ブライアンズタイムやサンデーサイレンスとその仔たちがいかに傑出しているかという話なんですけれど。

こうした馬たちがデビューしてくるといよいよ盛り上がりますね。ワクワクさせてください。

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