きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2012.10.2

ようこそいらっしゃいませ。

秋の開幕を告げるスプリンターズステークスは、ロードカナロアが大外枠からの発走も物ともせず、圧巻の走りで悲願のG1タイトルを手にしました。

不利とされる大外枠からの出走でスプリンターズSを優勝した馬となると、1997年のタイキシャトルまで遡らなければなりません。

タイキシャトルは、3歳時にマイルチャンピオンシップ、スプリンターズSを連勝。翌年もジャック・ル・マロワ賞、安田記念、マイルチャンピオンシップ連覇など日本国内外でその強さを魅せてくれました。いまでこそ日本馬の海外での勝利は夢ではなく現実のものとして期待できるようになりましたが、1998年夏、シーキングザパールにつづきフランスの地で魅せたタイキシャトルの圧勝劇は、世界はもう遠くはない、日本の調教馬でも世界で通用すると、誇らしさを高めてくれる走りでもありました。

ロードカナロアは、春の雪辱を果たし新短距離王に輝きました。先駆者に負けない走りで、さらなる強さを魅せてください。

さて今週から秋開催は東京、京都に舞台を移します。秋のG1を占う前哨戦、毎日王冠、京都大賞典、デイリー杯2歳Sと3つの重賞が行われます。また今週日曜日にはオルフェーヴルが凱旋門賞へ出走。楽しみな1週間になりそうです。