きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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アメリカ遠征中のトレイルブレイザーですが、ご存じのように昨日のサラトガ競馬場のG2アロヨセコマイルで武豊騎手を背に2着と順調なステップを刻みました。1分31秒95の高速決着で勝ったオブヴァイアスリーという馬はこういう馬場が大好きなようです。BCターフへの叩き台としては上々の内容ではないでしょうか。鞍上が日本人騎手というのが妙に嬉しいですね。

同じ日にベルモントで行われたG1ジャマイカHでは、ハットトリック産駒のキングデヴィッドが見事な勝利。G1を3勝の強豪デュラハンを破って堂々のG1馬入りです。昨年のヨーロッパ2歳チャンピオンのダビルシムに続いてハットトリック2頭目のG1ウイナーということになります。

ニュージーランドではG1スプリングクラシックが行われ、(当たり前ですが南半球では今が春なのですね)シーズシンセーショナルという馬が勝っています。この馬、母父が藤沢和雄厩舎で走っていたシンコウキングです。通算10勝でG1は4勝目という堂々たる一流馬に成長しました。

こうして考えてみると日本の競馬も随分と国際的になりました。今夜はいよいよオルフェーヴルが世界中の注目を集めます。どうぞ日の丸をロンシャンの風になびかせてください。

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