きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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今年の3歳クラシックは、ジェンティルドンナが牝馬三冠達成、ゴールドシップが3コーナーからのロングスパートで淀の長編物語を駆け抜け皐月・菊の二冠を制し、幕が下りました。

ラップが緩むことのなかったレースを自ら3コーナーから仕掛け、後方での位置取りからいつの間にか先団にとりつき直線で先頭に立つとそのまま押し切り最後は1馬身3/4で完勝。ゴールドシップの無尽蔵のスタミナには改めて驚かされました。1つ上の世代になるオルフェーヴルと、どちらが実力で勝るのでしょうか。とても楽しみになってきました。

ダービー馬ディープブリランテの回避は残念でしたが、ジェンティルドンナ、ゴールドシップともに世代を代表するにふさわしい走りで2012年のクラシックに歴史を刻みました。

クラシック以外のレースに目を向けると、毎日王冠ではカレンブラックヒル、ジャスタウェイの3歳牡馬が古馬をねじ伏せワン・トゥーを決めると、マイルカップ前哨戦として行われた富士ステークスでも3歳牡馬クラレントとファイナルフォームが好タイムで1、2着となり、世代間での強さを魅せはじめました。

今年の3歳勢はかなりレベルが高そう？まずはカレンブラックヒル、フェノーメノ、ジャスタウェイの3歳勢が出走する天皇賞・秋に注目しましょう。

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