きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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先週日曜日の京都競馬場は、前日までの雨とはうってかわり柔らかな秋の日差しが戻った中で開催されました。勝ったのはサダムパテックで、父フジキセキのG1勝利は、2011年に高松宮記念でキンシャサノキセキが引退の花道を晴れやかに飾って以来になります。

手綱をとった武騎手も2010年のジャパンカップ以来約2年ぶりのG1制覇で、レース後のヒーローインタビューでは「お久しぶりです」と笑顔を見せました。秋のマイル王となったサダムパテックは、2着のグランプリボスとともに、12月9日に開催される香港マイルへ参戦するようです。

春のマイル王・ストロングリターンは見せ場なく8着、リアルインパクトは復調半ばなのか5着、人気のファイナルフォームは馬場が合わずに12着、グランプリボスは直線で不利があり安田記念に続いて2着と、国内のマイル路線はまだ混沌とした状況のようです。今年カレンブラックヒルが出走を見送ったことで、マイル路線の勢力図がどう変化するかは来年の楽しみになりました。

まずは香港マイルでのサダムパテック、グランプリボスの結果に期待したいですね。ぜひ海外でも力を発揮してください。

さて今週は東京競馬場でジャパンカップが開催されます。それにしても豪華なメンバーが揃いました。明日はジャパンカップの過去のレースを取り上げたいと思います。

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