きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ秋のG1シリーズは佳境に入り、古馬G1は残すところあと3つ。ジャパンカップ・ジャパンカップダート・有馬記念となりました。残り3戦の内、東京競馬場で行われるのはジャパンカップ。海外の競走馬たちに対抗できる強い競走馬づくりの一環として、1981年に創設されました。

今回は年度代表馬オルフェーヴルを破り凱旋門賞を優勝したソレミアを筆頭に、海外から総勢5頭の精鋭が日本馬との競走に挑みます。

対する日本馬も雪辱を誓うオルフェーヴルや、古馬となってその才能を開花させた超良血馬ルーラーシップ、牝馬三冠のジェンティルドンナ、他にも天皇賞馬のトーセンジョーダンやジャガーメイル、2010年王者ローズキングダムらが待ち受けます。東京競馬場 芝2,400mで行われるジャパンカップ。その約2分半の攻防に目が離せません。

第32回を迎える本競走ですが、今までに連覇を達成した競走馬はなく、父子制覇となると第5回シンボリルドルフ・第12回トウカイテイオーと第19回スペシャルウィーク・第31回ブエナビスタの2組のみです。

今回は、第26回に優勝したディープインパクトの仔、ジェンティルドンナも参戦しています。牝馬三冠のジェンティルドンナが勝てば、父子制覇3組目の誕生とともに史上初の3歳牝馬のジャパンカップ制覇の瞬間に立ち会えます。最近のディープインパクト産駒は勢いがありますから、もしかしたら世紀の記録達成の瞬間を経験することができるかもしれませんね。

×