きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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2週間にわたるジャパンCウィークが幕を閉じると、気持ちはもう暮れの有馬記念一直線ですね。

先日、エイシンフラッシュの鞍上がミルコ・デムーロ騎手に、天皇賞秋コンビの復活が決定したようです。昨年は2着でオルフェーヴルの引き立て役に終わりましたが、今度は天覧競馬と同様に主役の座をめざします。

ところで有馬記念までの短期免許を取得している騎手は、クリストフ・スミヨン、クリストフ・ルメール、ライアン・ムーア、クレイグ・ウィリアムズとデムーロ騎手を含めて5人の豪華なメンバーですが、残りの4人は騎乗馬が決まっていないようです。このあたりの動向も人気を左右しそうで注目ですね。

この10年で有馬記念の優勝騎手はオリビエ・ペリエの3連覇、ディープインパクトを破ったルメールの変幻自在の好騎乗、ブエナビスタの猛追を鼻差しのいだデムーロ=ヴィクトワールピサ、外国人騎手というカテゴリーで見れば10戦5勝の実績です。とくに一昨年はヴィクトワールピサ=デムーロ以下、ブエナビスタ=スミヨン、トゥザグローリー=ウィリアムズと外国人騎手のワントゥースリーフィニッシュでした。

中山2500mといういささかトリッキーなコースが必ずしも外国人騎手にアドバンテージがあるとも思えないですが、さすがに百戦錬磨の強者ぞろいということでしょうか。

今週あたりから出走馬、騎乗騎手などが固まってきます。12月17日の第3回有馬記念プレミアムレセプションまでその動向を逐次お伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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