きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ロードカナロアがやってくれました。道中3番手から直線で抜け出して2馬身半、完勝でした。香港スプリント日本馬12年目の悲願達成です。

昨年まで日本馬は延べ14頭が参戦して14連敗中、12、13、10、12、7、14、11、10、止、8、9、13、5、14着、最高でも昨年のカレンチャンの掲示板がいっぱいでした。いずれの年もチャンピオンクラスの馬で乗り込んで惨敗を重ねてきたのですから、日本スプリント界のレベル自体に疑問符がつけられても仕方のない内容でした。

ところが、あの圧勝ぶり。弱いメンバーではありません。ただスローに流れて前残りの競馬だったのは確かです。出負けして後方を追走させられたカレンチャン、また直線にかけたラッキーナインには気の毒なレースでした。

それにしてもロードカナロアの強さは際立っていましたね。来年はドバイ、ロイヤルアスコットなど世界の舞台にぜひ挑戦してほしいものです。おそらく日本にもう敵はいないでしょうから。

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