きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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いよいよ2012年の競馬も大詰め。今週は中山・阪神競馬場で3日間の開催となります。23日(日)には一年の締めくくりとなる有馬記念競走が施行されます。今年の有馬記念の出走予定馬もツワモノ揃い。早くも、どの競走馬が優勝するのか予想に余念がありませんね。

しかし、年末の注目レースは有馬記念だけではありません。忘れてはいけないのが、中山名物の中山大障害です。今年で134回を数える歴史ある競走で、1999年には正式にG1へと格付けされ、2011年には国際競走となっています。

施行距離は4100m、障害飛越は11回と少なめですが、6度のバンケット昇降があり、非常にスタミナの問われるコースとなっているようです。

過去を振り返ってみると、2005年から5年連続連対したメルシーエイタイムや、2連覇を達成したキングジョイなど、同一馬が数年にわたって上位争いをするなど、ベテラン勢の動向にも注意が必要です。

主役はやはり昨年の最優秀障害馬マジェスティバイオでしょうか。障害重賞4勝を含む通算7勝と素晴らしい戦績を誇り、昨年の大障害・今春のグランドジャンプと障害チャンピオンを不動のものとしていますね。

G1格付け後、連覇を達成したのはキングジョイ1頭のみ。マジェスティバイオの史上2頭目の連覇達成か、あるいは新王者の誕生か。約5分間の熱き戦いに目が離せませんね。

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