きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.2.6

ようこそいらっしゃいませ。

昨日といっても日本時間では今日早朝になるのですが、米G1ドンHがガルフストリームパーク競馬場で行われました。ドバイワールドCへ向けての米国内の最重要レースになります。

ガルフストリームは温暖な気候のフロリダに位置しており、アメリカ東海岸の冬競馬の主戦場として知られています。同じ温暖な西海岸カリフォルニア・サンタアニタ競馬場と提携して、フロリダ産馬、カリフォルニア産馬限定ながら高賞金のサンシャインミリオンズを開催して人気を呼んでいます。

日本に例えると千葉県産と九州産限定の重賞シリーズを中山と小倉で同時開催するようなことでしょうか。ま、フロリダ、カリフォルニアは堂々たる馬産地で残念ながら千葉や九州とはスケールが段違いのようです。圧倒的な馬産超大国ケンタッキーに対抗する戦略でしょうが、目の付けどころがいいというか、洗練されたアイデアですね。

ドンHは、そのガルフストリームの名物G1として知られます。インヴァソール、ロージズインメイ、キャプテンスティーヴ、そしてシガーといった歴史的名馬たちがここをステップに世界最高賞金レース・ドバイワールドCをゲットしています。

注目を集めたモーニングラインという馬はドバイワールドC連覇のティズナウ産駒で昨年のBCダートマイルで2着した上がり馬です。陣営は彼を必ずしもマイラーだとは考えておらず、強気にワールドC親仔制覇を狙っているようです。

フライダウンはBCクラシックでブレイム、ゼニヤッタの3着、先着馬が引退してなにげに暫定チャンピオンみたいな立場です。でもベルモントS、トラヴァーズSで僅差の2着に頑張るなどしたたかな実力を身につけてきています。このところ評価が急激に復活してきているマインシャフト産駒で、日本のカジノドライヴともども父の名を高めてほしいものです。

と、ここまで書いたところでレース結果が分かりました。伏兵のジャイアントオークという馬が勝って、モーニングライン2着、フライダウン4着ということらしいです。うーん、微妙な結果ですね。ドバイに行くのか行かないのか、難しい判断です。

日本からはブエナビスタ、ヴィクトワールピサの参戦が決まり、本番へいよいよ秒読み体制に入ってきました。下馬評どおり欧州勢が強いのか、新星が飛び出すのか、日本勢はどういう競馬をするのか、まだ混沌状態です。