きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今年の古馬戦線はフレッシュな4歳勢の台頭で充実していますね。年明けのG2日経新春杯でルーラーシップ、ヒルノダムール、ローズキングダムと4歳トップクラスが上位独占したのは記憶に新しいのですが、今週のメイン・G2京都記念もかなりの豪華メンバーが揃いそう。

菊花賞で金星を上げて以降、じっくりと休養にあててさらなる成長に取り組んできたビッグウィークが戦線復帰します。有馬記念3着で良血開花を宣言したトゥザグローリーは、天皇賞に進むのか、安田記念に矛先を向けるのか、今回のレース内容次第というところでしょうか。

なんだか2着が指定席になりかかっているヒルノダムール、常に外を回って追い込んでくる脚質ゆえなのでしょうが、藤田伸二騎手、そろそろ新境地を見せてくれないものでしょうか。

ダノンシャンティはこの後、ロイヤルアスコット開催中のイギリス遠征のプランもあるようです。6月中旬、8FクイーンアンSか10FプリンスオブウェールズS、クイーンアンSは昨年ゴルディコヴァが勝ったレースでかなりハイレベルなマイルG1です。楽ではありません。プリンスオブウェールズSも伝統あるG1で強敵が揃います。陣営はいろいろと可能性を試しているみたいですが、NHKマイルCの強さを思うとマイル路線でいかがと思うのですが。

古豪オウケンブルースリがどことなく地味に写ってしまうのですが、京都は菊花賞を勝った大好きなコースです。メイショウベルーガともどもベテランの意地に期待しましょう。

いずれにしろ実力拮抗の好メンバー、楽しみな一戦ですね。

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