きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

今週は阪神でフィリーズレビュー、中山で中山牝馬Sとフィリー&メア・ウィークみたいな趣きです。フィリーは3歳までの仔馬の牝馬、メアは熟女をさします。

欧米では牝馬路線が確立されていて、牡馬と一緒のレースを走ることは稀なようです。ゼニヤッタなんかも牡馬との混合レースは、全20戦中ブリーダーズCクラシックの2度だけでした。7戦不敗のザルカヴァも凱旋門賞だけでしたね。

日本ではJRAが全部で22レース、交流が8レースで30の牝馬限定競走が組まれています。数としてはそれなりという気もするのですが、走らせる身になってみると、まだ少ない印象もあります。

競馬場別に見ると、いちばん多いのが阪神の7レース。桜花賞のお膝元ということでレース数も最多となったのでしょう。次いで東京5、京都4、中山3レースという順番です。小倉の1レースも含めると関西は12レースで福島を含めた関東9レースに比較して西高東低の構造ですね。輸送に問題を抱えがちな牝馬だけに東西イーブンというのが関係者の本音でしょうか。

そんなことで今週は牝馬路線のあり方を考えてみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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