きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

昨日の新馬戦、各地で3頭が一番槍をあげました。関係者の皆さん、おめでとうございます。中山で勝ち上がったスマイルゲートは、スプリングS、関屋記念、東京新聞杯を勝ち、ダービー2着もあるスマイルジャックの全妹にあたります。マイルくらいで息の長い活躍を見せてくれるのでしょうか。

阪神ではコスモルーシーに勝利の女神が微笑みました。父マイネルラヴはスプリンターズSでタイキシャトルを差し切り大金星をあげた快速馬でした。母の半弟にスプリント戦線で活躍したスピニングノアールがおり、やはり短距離志向のサラブレッドに育っていくのでしょうか。母の父としてドイツの名馬アカテナンゴの血が入っており、ここらが隠し味になると意外な成長を見せるかもしれません。

函館はシンボリクリスエス産駒のダームドゥラックでした。力のいる洋芝がフィットするタイプなのでしょうか。ただ母系は素晴らしく、母の半姉アヴィアンスの孫に米スプリント戦線を荒らし回ったアルデバラン、愛2000ギニー、BCマイル、ジャックルマロワ賞2連覇とマイルチャンピオンに君臨したスピニングワールドがいます。アルデバランの日本での産駒にダノンゴーゴーがいます。先述のスピニングノアールはスピニングワールドの産駒ですね。いずれにしろスピード色が濃い母系です。父に加えて母の父フェアリーキングと力強い配合が韋駄天自慢の母系にどんな影響を与えるのでしょうか。

これから向こう1年近く、若駒たちの疾走を見届けたいと思います。

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2022